やさしい国語読解力


やさしい国語読解力

やさしい国語読解力

  • 作者: 後藤 武士
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本




この「やさしい国語読解力」は、2005年から2006年にかけて毎日中学生新聞に連載されていた「やさしい読解力」を、加筆修正したものです。

オススメ度:満月満月満月満月三日月5点満点で4.2点
(得点が低い理由は内容が悪いからではありません)

私が勉強の本を紹介する場合、見やすい、分かりやすいというものを基準としています。

子どもたちが開いて、押し付けられるという感じが少なく学習に入っていけると思える本です。

親も一緒に読んでほしいという場合、親に読んでほしい本はこの限りではありませんが。

「やさしい国語読解力」は、分かりやすいという部分では全く問題ないのですが、見やすいという部分がちょっと自分の基準に引っかかって紹介するかどうか迷っていました。

しかし、この本を最後まで読み切り「内容の濃さ」から判断してこのブログでも紹介することにしました。

中学生新聞に掲載されていた内容なので、文字がページを埋め余白が少ない。これは仕方がないのかもしれません。読解に苦手意識がある子どもにとって、余白が少なかったり、上手に使われていない本というのは、取り組みにくいというイメージが先行してしまうのです。

でも読み始めてしまえば、そのイメージも消えていくかもしれません。

会話調で書かれたやさしい説明、ところどころに漫画を入れ、例文や大切な説明部分は編みかけをして工夫あります。

文章のテンポがいいので、読み進むにつれて最初の苦手な本というイメージが消えていきます。

テンポのよさは、文章の長さ。一つ一つの文章が短いので、歯切れがよく理解しやすいんですね。

この本のタイトル「やさしい国語読解力」は納得です。

易しい分かりやすい文章で、文章の読み方を解説しているこの本は、また文章を書く場合の大切な部分も説明しています。

これが1冊あれば、文章の読み方や構成が理解できる本、読解力で悩んでいるあなたも「最初ちょっとだけ」頑張って読み始めると読解力はついていきます。

一度に全部読まなくても大丈夫、自分が読みたい部分、必要な部分だけだけ読んで、そばに置いておき、また必要な部分を読もうという読み方でもOKです。



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作文がすらすら書けちゃう本


作文がすらすら書けちゃう本―宮川俊彦のノリノリ授業 (ドラゼミ・ドラネットブックス)

作文がすらすら書けちゃう本―宮川俊彦のノリノリ授業 (ドラゼミ・ドラネットブックス)

  • 作者: 宮川 俊彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




オススメ度:満月満月満月やや欠け月 5点満点で3.8点
(点が意外と低いのは、作文が苦手な小学生を対象とした本のため、内容が易しすぎると感じたからです)

作文が苦手な小学生が読むなら、オススメ度はもっと高くなります。

子どもが読んで面白く興味を引くようにドラえもんの漫画を使い、作文の書き方を説明しています。

作文が苦手な子どものために、作文の題材の見つけ方、話題の広げ方など発想のほうに重点を置いて、楽しく作文を書ける方法が示されています。

目次とその内容について


とっちゃまんの作文名人への道 その1


作文なんて、ちっともこわくない!

ここでは、さくぶんなんか大嫌い、めんどうくさい、書くことが見つからない、作文がヘタ、等の悩みを持つ人のための問題の解決法やヒント、などが説明されています。ユニークな発想のものや、基本的なことなど、気持ちの持ち方に重点を置いて説明されています。

さらに、優等生的な作文がいい作文とは言えない、作文は人の目を気にする必要がない自分の世界を自由に書いていいものとも言っています。


とっちゃまんの作文名人への道 その2

こうすれば作文はカンタンだ!

テーマの絞り込みや、どんなものでも作文に書けるものになる、気持ちの書き方、等作文を書くためのテクニック(超簡単な)を説明し、何を書くかという題材の見つけ方などを教えたくれます。


とっちゃまんの作文名人への道 その3

こうすれば、作文はみるみるうまくなる!

作文を書くコツについて書いてある章です。

メモ(取材)、場面、5W1H1R、接続詞、書きたいことを絞るなどの説明。書き出し、文が続かなくなったときの対処、作文の最後の部分の書き方のテクニックが説明されています。

その後で、文体、題材、句読点、漢字、段落などの大切な要素について書いてあります。


とっちゃまんの作文名人への道 その4


こうすれば、きみも作文名人になれる!

作文をイキイキしたものにする五感を使って作文を書く方法、具体的に説明してくれているのでわかりやすいと思います。意見の作り方では視点の置き方によって文章が変わってくることを、人を感動させる文章の書き方などにも触れています。


巻末特別図解 これだけできればカンペキ!

作文の助けトラの巻

いままでの説明をまとめたもの、それをさらに分かりやすくしたもの、今までの説明をさらに進めたクニックなどをマンガと図で解説しています。

小学生のための作文教本としては、親しみやすく分かりやすい本です。

作文が苦手な人を対象としている本なので、これでは物足りないと感じる人もいるでしょうね。






タグ:作文
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算数・数学に役立つ本

算数や数学の勉強に役立つ本の紹介記事リストです。


算数を探しに行こう!
フィクションの昔話を使い、生活に密着した計算や数について楽しく説明してくれます。子どもが読んでも大人が読んでもなかなか面白いお話です。
オススメ度:5点満点で4.2点。

小学校6年間の算数が6時間でわかる本
ノート同じB5の大判サイズに整理して書かれ、すっきり見やすい本です。中学1年生で数学がちょっと苦手という人は、この本で復習してみるといいでしょう。親なら、解き方が日本一効率的にわかると書かれているように、父兄の方も数学が苦手なお子さんと一緒に読むことをお勧めします。
オススメ度:5点満点で5点。

語りかける中学数学
中学生のお子さんを持つお父さんお母さん、また、学習塾で数学を教える先生、中学校の数学の先生にも読んでもらいたい本です。先生が生徒に語りかけるように書かれている文章が、1対1で教えてもらっているようです。
オススメ度:5点満点で6点。満点以上の価値があります。


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算数を探しに行こう!


「算数」を探しに行こう!―「式」や「計算」のしくみがわかる五つの物語 (新潮文庫)

「算数」を探しに行こう!―「式」や「計算」のしくみがわかる五つの物語 (新潮文庫)

  • 作者: 石原 清貴
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 文庫



オススメ度:満月満月満月満月三日月 5点満点で4.2点

「算数」を探しに行こう!―「式」や「計算」のしくみがわかる五つの物語 は、フィクションの昔話ですが、生活に密着した計算や数の話は、子どもが読んでも大人が読んでもなかなか面白いお話です。

学校の勉強なんか大嫌い、難しい計算なんて役に立たない、そんな風に思っている人でもこの本に書かれている五つの話は楽しんで読めるはずです。

物語の中に出てくる数や計算は、勉強としてではなく、生活の中に生きている知恵として生き生きしています。

物語の主人公と一緒に、冒険に出かけてみましょう。

算数嫌いが少しだけ直るかもしれませんよ。


お話と内容


数と計算、昔々

今から2000年くらい前の話です。

ヒマラヤの麓にあるフント村の人々は、塩の交易で生活しています。10歳になった少年ポロは、父親と一緒に仕事に出かけますが迷子になってしまいます。

迷子になって3日目、不思議な集団に助けられホータンという小さな国にたどり着きました。ポロはそこでブッダの教えと実用的な中国の算術を学びます。

10年が経ち、ホータンの王様に仏典を講義する僧になったポロは王女と恋に落ちますが、そのことが王様に知れホータンを追い出されてしまいます。

さてそれから・・・


れんがと面積


今から4000〜5000年くらい前の話です。

4大河文明の発祥の地、チグリス川とユーフラテス川の作る三角州地帯にウルクという小国がありました。

その国にはウルという腕のいい焼き物職人の一家が暮らし、ウルの作る焼き物はそれは素晴らしいものでいつもたちまち売り切れてしまいます。

しかしウルはその焼き物を王族や神官達には売らず、進んで貧しそうな人々の食べ物などと交換していました。

満月の夜、焼き物を盗みに入った商人にウルは殺されてしまいます。

ウルの死後、息子のウバはレンガを作ってそれを売って暮らしますが、生活は貧しくなるばかりでした。

ある日、流木をヒントに、ちょっと小さめで完全な直方体のレンガを作ることを思いつきそれを作り始めると飛ぶように売れ注文も殺到しました。

作ったレンガと売ったレンガの数が分かるようにと、レンガの並べ方を工夫して表を作りこの表のおかげで計算士として有名になり王様のギルに呼ばれお城に出かけて行きました。

そしてそれからさまざまな出来事が・・・


倒れない柱

今から何千年も前のエジプトのお話です。

古くからの都シドの近くにイサクという名の羊飼いが住んでいました。イサクには、ヨサクという元気で好奇心旺盛な一人息子がいました。

ある夜、ヨサクは、父親に隠れて閉ざされた城門の下をくぐりシドの町に入り、この世のものとは思われない美しい巨大な神殿を目の当たりにします。

この時からヨサクは大工になってこのような神殿を建ててみたいと思うようになりました。

成長したヨサクは、シドの都で大工の見習いとして働くことになります。

ある日、神殿を建てるために必要な柱を買うために石工屋に出かけ、一番太い柱を買ってくるように言われ角柱の柱と円柱の柱のどちらが太いのかで悩みを持つようになります。

周りの長さを測れば、角柱の柱のほうが長いのですが、ヨサクはどうしても円柱の柱のほうが太いように思えます。

そんな疑問を解決していくれたのは、エジプトを襲った大地震でした・・・


洪水は予測できるのか


昔々、チグリス川の河口にあったバビロンという国でのお話です。

チグリス川は、1年に1度大洪水を起こす川でした。

この洪水は大蛇のせいだと信じる王宮の神官たちは、洪水が起こらないようにと毎年美しい少女をいけにえとして差し出すのですが、洪水が起こらない年は1度としてありませんでした。

漁師のポトは、毎日漁に出かけても大蛇などを見たことはなく、洪水も突然やってくるのではないことを知っていたので、洪水は大蛇のせいだということが納得できませんでした。

春になると毎年川の水が少しずつ増えていくことを知っていたポトは、川の水を観察することで洪水が起こる日が分からないだろうかと考え、増水が始まった初日から毎日水位を測り表にしてみました。

ポトはこの観察をもとに、洪水の起こる日を予測することに成功しましたが、その秘密を知ろうとする神官達に捕まってしまいます。

神官達は、洪水の予言方法を教えないと妹のリカをいけにえにする、7日間だけ待ってやると言ってポトを神殿の地下牢に閉じ込めます。

方法を教えれば、秘密を守るために二人とも神官達に殺されてしまいます、教えなければ妹がいけにえにされてしまいます・・・


さいころで国を滅ぼした王様

昔々のインドのお話です。

ヒマラヤの美しい谷間にシャバという小さな国がありました。

シャバ国は、チベット高原から中国に通じる街道にあったのであちらこちらから珍しいものが集まり、とても賑やかなバザールがあり子にはその利益で豊かでした。

しかし、シャバ国の東側と西隣にある2つの国は、その利益がほしくて何かと理由をつけてはシャバ国を脅していたのです。

王様は、バザールのはずれで男たちがサイコロを使って賭けをしている場に出くわします。

王様は、そのさいころ師をお城に招きなぜその男が賭けで勝つのを見抜き、その男を利用して東側と西隣にある2つの国の王とシャバ国を賭けてサイコロ勝負をしました。

王様は、賭けには勝ったのですが・・・







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語りかける中学数学


語りかける中学数学

語りかける中学数学

  • 作者: 高橋 一雄
  • 出版社/メーカー: ベレ出版
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



オススメ度:満月満月満月満月満月 5点満点で6点以上、満点を超えた本です。

語りかける中学数学は、中学生のお子さんを持つお父さんお母さん、また、学習塾で数学を教える先生、中学校の数学の先生にも読んでもらいたい本です。

先生が生徒に語りかけるように書かれている文章は、まるで、本にマンツーマン指導をされているようです。

他の数学を解説している本と比買うしても断然分かりやすく書いてあります。

この本が1冊あれば、子どもが中学数学につまづいたときにこの本を読んで説明してあげることができます。

数学を語りかける本というのは、本当。「語りかける中学数学」とは本当にこの本こと言い表しているぴったりのタイトルです。

中学3年間で学習する数学を、講義形式で再現し説明してあるので、ページ数が767ページもあり、とても厚い本になっていてちょっと手に取るのを戸惑ってしまいそうですが、それだけ丁寧に数学を説明してあると考えて下さい。

数学の本というのは、なかなか自宅学習には向かないものが多いのですが、これだけ丁寧にしかも講義形式で、さらに細かく説明してくれているので、学校の先取り学習にも、わからなかった部分の復習としても十分に仕える本です。

説明が下手な先生よりも、この本のほうが断然分かりやすいし、ちょっとした数学の家庭教師ともいえる内容です。

この本が一冊あれば、実際先生として中学の数学を教えられるようになる無いようです。

それも子どもたちが数学に興味を持つように。

この本に点数をつけるとした、100点満点で120点です。




posted by 吉原教室 at 11:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強に役立つ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする